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水棲ヤドカリ(海ヤドカリ)について(海でみつけたヤドカリの飼い方)

水棲ヤドカリといっても種はたくさんあります。小さな個体は貝殻5mmぐらいから貝殻15cmを超える個体もいます。
このページでは海の中に生息している、水棲ヤドカリについて書いています。

水棲ヤドカリ、海ヤドカリ

春から秋頃に海に潮干狩りや海水浴に行ってヤドカリを連れて帰られて、よくご質問いただきます。ヤドカリを捕まえて持って帰って来たのですが、どの様に飼育すれば良いですか?と、また海で貝殻を拾って持ち帰りましたが、部屋に貝殻を飾ると動き出しました!等々です。

海(磯遊び)で採取されたヤドカリでしたら、場所にもよりますが、ホンヤドカリの仲間か、イソヨコバサミと思います。沖縄等でしたらオカヤドカリの可能性もございます。ツメナガヨコバサミやサンゴヨコバサミ、スベスベサンゴヤドカリ等も砂浜や岩場に上がっている場合もございますよ。

水棲ヤドカリを飼育するには簡単な海水魚、熱帯魚用飼育水槽が有れば出来ます。

但し海水を使いますので、海水対応のポンプ等を使用してください。

ポンプで水を循環させないと特に夏場はすぐに水が腐ります。

海水は人工海水で簡単に海水が作れますので、お近くに海が無い地域の方は人口海水をお使い下さい。塩分濃度は比重計を使って比重を1.023ぐらいにします。(一般的な人工海水約35〜38gで1Lの海水が出来ます。)詳しくは人工海水についてをご覧下さい。

水槽のフィルターは外掛けフィルター等が値段も安く、簡単に設置できます。簡単な水棲ヤドカリ飼育セットも販売しております。また少し豪華な水棲ヤドカリ飼育水槽もございます。

水槽をお持ちの方は すぐ使える海水もあります!水棲ヤドカリ飼育セット(水槽をお持ちの方用)

注意事項は海水は毎日少づつ蒸発します。蒸発すると、塩分濃度が濃くなって来ますので、蒸発した分の真水(カルキを抜いた物)を足してあげてください。

エサはザリガニのエサやヤドカリのエサで大丈夫です。底砂はサンゴ砂が最適です。砂がないとヤドカリはとうまく歩けません。

何ヤドカリか不明の場合は、水棲ヤドカリかオカヤドカリかによって飼育方法が違いますので、宜しければメールにご質問内容とヤドカリの画像を添付して送って頂いたら、ヤドカリの種と飼育方法をご連絡いたします。

また、ヤドカリは水棲ヤドカリやオカヤドカリに限らず、成長すると脱皮をします。脱皮をして成長して大きくなると、借りている貝殻が窮屈になります。その時に新しい引越し用の貝殻が必要ですので、常に今の貝殻よりも少し大きめの物を数個入れておいて下さい。


水棲ヤドカリについてのご質問がございましたら、御遠慮なくどうぞ!

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