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海水魚(オカヤドカリ以外)の飼い方について

海水魚 ■海水魚の飼育
海水魚は淡水魚に比べて飼育が難しいと言われます。
それは、海水魚の環境適応能力が低い からだと言われています。
なぜ環境適応能力が低いのか、それは海がとても広大だからです。
広い海では、自分の住みやすい環境を求めて魚達が移動をして生活しています。
そのため、周りの環境が変わっても自身の身体を変化させる必要はないのです。

一方の川などに生息する淡水魚は、移動する範囲が狭く環境が変化するとそれに身体を合わせるしか生き残る手段はありません
そのため、海水魚を飼う際には、出来る限り海に近い環境を整えなければなりません。


■海水魚を飼うために必要な道具
・水槽・海水・ろ過装置・プロテインスキマー・照明・蛍光灯・LED照明・ヒーター・クーラー・比重計・サンゴ砂
などが挙げられます。

広大な海で泳いでいた魚達ですので、できるだけ大きな水槽を用意してあげてください。そうすることで、ストレスや喧嘩をすることも防げます。
海水は人工海水の素を水に溶かします。間違っても食塩を混ぜて塩水を作る事はしないで下さい。
ろ過装置がなければ海水はすぐに汚れてしまいます。
汚染水は環境適応能力の低い海水魚に取って死活問題ですので、ろ過装置は必須です。

海水の温度を保つために、ヒーターやクーラーが必要です。そして塩分濃度も測らなければならないので、比重計(濃度計)も重宝します。サンゴ砂は見た目を美しくしたいという方は使っていますが、病原菌等が繁殖する危険性もあるので、注意が必要です。
必ず必要と言うわけではないので、こちらは好みで購入を考えましょう。

また、海水魚は水槽内にバクテリアを増やせるか、ということがポイントとなります。
最初が肝心なので、経験者などにアドバイスを聞くなどして頑張りましょう。

比較的に飼いやすいと言われている海水魚をご紹介します。

■デバスズメダイ
海水魚の中でも丈夫な部類に入る魚です。水槽を作り始めたて間なしの水槽はまだ水が出来上がっていませんが、このデバスズメダイを含むスズメダイはそんな中でも比較的元気に生きることが出来ます。しかし水槽立ち上げ後、通常は2週間から1ケ月ぐらいしてからの導入をおすすめします。

■カクレクマノミ
海水魚の中でもひときわ人気が高い魚です。こちらも飼いやすい部類に含まれます。イソギンチャクと一緒に飼育するのも良いでしょう。

■バイカラードティーバック
身体の半分から色の違う、鮮やかな魚です。頭半分はピンクパープル、後半から尾にかけては黄色と色がはっきりと分かれています。小型ですが色が目立つので、水槽内を華やかに彩ってくれます。
気性が荒いので、同種と一緒に飼うのは避けましょう。


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