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魚の病気について
海水魚や淡水魚といった魚を、見るのはとても癒されます。
その魚の魅力に取り付かれ、これから魚を水槽にて飼育される方もいらっしゃることでしょう。
しかし、魚の飼育というのは難しいものです。
ましてや、魚は繊細な生き物のため、飼育が難しく、初心者には困難な場面に直面することがいくつもあることでしょう。
その内の一つに魚の「病気」が挙げられます。
哺乳類の人間とは違い、魚は「魚類」でありますから、また病気の種類も違い、対処も難しいものです。
ですが、魚という生き物を飼うからには、魚の病気とも向き合わなければなりません。
では、魚の病気には、どのようなものがあるのでしょうか?
■白点病
白点病とは、繊毛虫類のクリプトカリオン・イリタンス(Cryptocaryon irritans)が、魚の体表への寄生によって起きる病気です。
海水魚の飼育においては、この白点病との闘いの連続というくらい、頻繁に発生する病気であります。
この白点病は、水槽内において魚のストレスで発病し、急速的に広がりを見せます。
また伝染力も強く、最悪の場合だと、死に到るケースもあります。
初期症状としては、岩などに身体を擦りつけたり、身体を震わせたりする場合がありますので、日頃から注意深く観察する必要があります。
■ウーディニウム病
ウーディニウム病とは、繊毛虫類の一種であるウーディニウムの寄生により引き起こされる病気です。
通常の白点病よりも進行のスピードが速く、肉眼で見える白点も小さいため、病気に侵されているのが非常に判りにくいです。
初期症状は、上記で紹介した白点病と同じですが、中期から重度の症状になってくると、呼吸が速くなり、口を小刻みにパクパクと動かします。
そのため、初期段階での症状の発見が非常に重要となってきます。
■リンフォスティス病
リンフォスティス病とは、リンフォスティスウィルスによる感染で引き起こされる病気です。
白点病よりも、さらに大きな白いカビのようなものが、エラのとげやひれ先、身体に付くウィルス性の病気です。
この病気で死ぬ事はありませんが、体に付いている粒のようなウィルスを無理に取ると、出血を起こし、ショック死する場合がありますから、その点に十分に注意してください。
他にも様々な病気がありますが、特にかかりやすい病気についてご紹介をしました。
初心者には難しい魚の飼育ではありますが、愛情を持って飼育すれば長い期間、一緒に居ることができます。
どうぞ、病気に気をつけて、頑張って飼育をしてください。ご質問がございましたら、お尋ねください。
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