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海水魚飼育前に準備するもの

海水魚 海水魚を上手に飼育するためには、いろいろと準備が必要です
簡単な飼育セットや機材を購入し、飼い始めても数日で魚が死んでしまう事もあります。
水槽立ち上げ時は時間をかけて焦らずに生体を導入しましょう!
海水魚を上手に飼育したい方は、最初の準備から重視する必要があります。

■海水魚を飼うには・・
海水魚を飼う前に、知識のあるショップや飼育経験者との繋がりを大切にする必要があります。
知識が少ない分、ショップで、不必要な機材や用品を購入させられる場合があるからです。
知識が豊富な方からや信頼のおけるショップの人と仲良くなり、情報を得る事が長く海水魚を飼うことができるコツだと思います。

■飼育環境
直射日光が当たる場所だと、コケが生えやすく、更に夏場は水温が上がってしまいます。
玄関は、気温の差が激しいため、西日の当たらない、リビングが理想です。

《床》・・ちょっとしたことで海水がかかってしまうこともあるので、水槽を置く床にはビニールシートをひいたり、台の下にコンパネを一枚敷くなどの、床の保護対策を最初からしておいたほうがいいでしょう。

《台》・・水槽は意外と重いので、しっかりした台の上に置くのが望ましいです。
専用の台を使用できるといいのですが、自作される方も多いです。
鉄製だと海水がかかると錆びてしまうので、木製が理想だと思います。

《壁》・・水しぶきが結構あがるので、普段は蓋をしていても何かにつけて塩だれで塩がこびりつきます。壁にはねないように自分なりの工夫をしましょう。

《コンセント》・・コンセントは様々な機器が増えるにつれて、多くの数が必要となります。
最初からある程度の数を確保しておくといいでしょう。
こちらも上記同様、水はね防止を考えるようにしましょう。

■飼育機器
《水槽編》・・水槽はガラス製とアクリル製があります。
アクリル製は、ガラスと比べて軽いのですが、傷がつくと目立ちやすくなります。

また、安価な水槽のつなぎ目などは経年劣化が心配です。
安いアクリル水槽は、薄いので水を入れると膨らんでしまうことがあります。
できるだけ大きい水槽の方が、水温や水質が安定するので、飼育しやすいでしょう。

《海水》・・海が近くにある方はいいのですが、遠い方は、人工海水を準備しましょう。
人工海水の素は意外とお金がかかるものですが、高いからといって、食塩は一切使用してはいけません。
適温の水で海水の素をよく溶かし、濃度を測りながら、ポンプで攪拌してから使用するようにしましょう。
人工海水にカルキ抜きが入っていない製品はカルキ抜きを入れるか、RO水を使いましょう。

《ろ過層》・・ろ過層は必要なものですが、色々な種類があるので、自分好みを選択するといいでしょう。

《照明》・・照明は不可欠です。様々なタイプがあるので、用途や好みによって選択するといいでしょう。しかし、サンゴを飼育するには、サンゴ飼育用の照明が必要になるので注意です。最近はLEDで良い製品が各社から販売されています。

《蛍光灯》・・こちらも種類が豊富で、好みによって選択してもいいのですが、茶ゴケを目立たなくする効果があるブルー系の蛍光灯は、海水魚には最適ではないでしょうか。
魚本来の色が分かりづらいのが嫌な方は、白色でもいいでしょう。

《ヒーター・サーモスタット》・・海水魚は25度〜27度ぐらいで飼育されることが多いので、一定の水温を保つためには、冬にはヒーターが必要です。

《水槽用クーラー》・・夏場は海水魚、サンゴ飼育には水槽用のクーラーを設置するかエアコンで温度調節しましょう。

《水温計》・・水温計はとても安価で売っているので、水槽の壁に付けておきましょう。
水温の変化を常に注意しましょう。センサー部分をかじる魚には気をつけて下さい。

《比重計・濃度計》・・水槽の水分は、どんどん蒸発してしまうので、塩分濃度を測るためには比重計、濃度計が必要となります。

《サンゴ砂》・・海水魚の水槽には、サンゴ砂を敷き詰めていることが多いです。
サンゴ砂は、バクテリアを繁殖させるので、水質を安定させるという説もありますが、逆に病原菌の温床になるため、敷かない方がいいという方もいます。
底を白く見せたいのであれば、パウダー状のものを、うっすら敷くのもいいでしょう。

当店では、海水魚、サンゴをメインにご紹介しております。
海水魚飼育を考えている方は、是非当店をご利用下さい


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