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水槽の白濁り対策
海水魚を飼う時に気をつけたいのが水槽の白濁りです。
白濁りとは、水槽内の水が白く濁ってしまうことです。
セットしたての水槽の場合は、仕方ありませんが、セット後2〜3日経っても白濁りが取れない場合は何か原因があります。
水槽が白く濁っている状態は、見た目も悪いだけでなく、海水魚にとっても望ましい状態ではありません。
白濁りを放っておくと嫌な臭いを発生させたり、海水魚が病気になってしまったりと悪いことばかりです。
■なぜ白濁りが起きるのか
実は、白濁りが起きる原因は詳しくは分かっていませんが色々とございます。
しかし、白濁りが置きやすいケースというものがあります。
・新しくセットしたばかりの水槽
・エサを与えすぎている
・水換えを行った後
・底砂をきれいに洗った後(海水水槽ではセット後は洗わない方が良いです。)
・フィルターをきれいに洗った後
・海水魚の入れすぎ
・バクテリアの入れすぎ
以上のケースは、白濁りを起こりやすくさせます。
■対策法
では、それぞれの対策法を見ていきましょう。
・セットして間もない水槽は、2〜3日で濁りが取れて来るはずです。しばらく様子を見るか、水換えを1/5〜1/3ほど行います。
・エサを与え過ぎないように、ひとつまみずつあげてください。(2〜3分で食べ尽くす程度)。
ひとつまみずつあげることで、食べ残しを防ぐことができます。
・水換えは一度に全部行うのではなく、毎回1/5〜1/3の水量だけを換えるようにしてください。
・砂底は水槽セット後は掃除しない方が良いです。攪拌したり、洗うのも水濁りを発生させるおそれがあります。
砂底の掃除は軽く汚れを取る程度で良いでしょう。
・フィルターも砂底と同じで洗い過ぎてはいけません。
洗い過ぎてしまうと、濁りの原因を除去してくれる浄化バクテリアまで落としてしまいます。
フィルターは少し汚れているぐらいが効果があるので、真っ白になるまで洗わないようにしてください。
・たくさんの海水魚を飼いたい気持ちは分かりますが、ひとつの水槽に入れすぎてはいけません。
たくさん海水魚を飼いたいなら、複数の水槽に分けて飼うようにしましょう。プロテインスキマーを取り付けるのも水中の酸素量が増えますので、効果化的です。
・バクテリアも生き物です。入れすぎても良い効果は得られません。
最初はメーカーの説明書を見て規定量の1/2ぐらいから様子を見ながら入れるようにしましょう。
白濁りを防ぐ対策法は、どれも簡単に実行できるものばかりです。
海水魚に快適に過ごしてもらうためにも、きちんとした白濁り対策を行うようにしましょう。
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